ガードとディフェンスを考えよう!(2)

067917練習が終わって1人でドリブルやシュートの練習も必要ですが、休みの日に親や友人も誘ってより範囲を広げた練習も取り入れてみましょう。

好きなドリブルやシュートの練習ばかりではなく、苦手なガードやディフェンスの練習も取り入れて、相手にボールを渡さない練習もすることこそ試合の場で生かされます。

ガードやディフェンス練習では、2人ならより実践に近い形で練習することができ、親子で行う場合も一生懸命取り組んで、お互いに本気で楽しみましょう。

2人ならもっと上手く

相手をガードする時は目線をしっかり相手に向けます。ボールばかりに目がいってしまうと相手の動きが見えなくなりがちです。

鏡のように相手に根気強くついていき、相手の体全体が見えるように視野を広くすることを心がけます。動きやすい位置で膝を曲げ、上体は少し前傾を保ちます。

この基本姿勢は始めたばかりでは意外に難しく、練習の積み重ねで、自分が一番のびのびと動くことができる姿勢を習得していきます。

また、ゴール前で相手をかわして、シュートを決める攻撃の練習もできます。試合と同じように、トラベリングに気を付けて軸足を動かさないようにし、自由に動かせる足でピボットを行います。ピボットを行う際にディフェンスとの距離や自分とボールの位置関係を計算して空間の隙間に入っていく練習も行います。

そして、ディフェンスに背を向けた瞬間にゴールが見えればシュートが打ちやすくなります。ただ、ディフェンスもすぐついてきてボールを狙ってきます。

完全にディフェンスに背を向けることが出来なくても、腕が伸ばせない位置に入り込むことができるように練習を重ねてみましょう。

ファウルを恐れず相手に負けない強さも必要

相手と身体接触をしてしまうと、ファウルをとられ、相手ボールになってしまいます。でも、ファウルを恐れて相手と距離を置いていると、相手の攻撃を防ぐことはもちろんのこと、自分たちの攻撃も思うようにできません。

ファウルを意識することは必要ですが、相手に負けない強さがあってこそ、上達していくもの。時にはファウルを恐れず進み、経験を積み重ねることで、ファウルをとられない方法も身につけたいものです。