ミニバスの簡単なルール解説
通常のバスケットではゴールの高さが305cmに対して小学生が行うミニバスケットは260cmで45センチ低く設定されています。リングの直径やバックボードの大きさ、コートの広さは変わらず、通常のバスケと同じようにファウル(相手との身体接触)の他に、ヴァイオレーションというルールがあります。
トラベリングやパスのルール
ボールを持ったままドリブルをしないで3歩以上進むとトラベリングをとられ、相手ボールになってしまいます。例えば2歩目で止まると1歩目は軸足としてその場に留め、2歩目を動かすことができますが、5秒以上持ち続けると相手ボールになります。
ダブルドリブル
ドリブルをやめてその直後にまたドリブルを始めるとダブルドリブルとなります。また、両手でドリブルをすることも相手ボールになってしまいます。
通常のバスケと異なるミニバスのルール
ミニバスでは、通常のバスケよりわかりやすいルールになっており、ヴァイオレーションでも若干違いがあります。
より多くの選手に出場のチャンスが与えられるミニバスは、5対5で試合を行い、1チームあたり10人が交代で試合に出場できます。ミニバスのルールは、世界基準でのバスケットボールのルール改定が行われると、日本でも見直しが行われることもあるため、こまめに確認しておくとよいでしょう。
攻撃時間のルール
30秒の間にシュートを打たなければヴァイオレーションとなり、相手ボールになります。攻撃時間が24秒のバスケよりも6秒長くなっています。また、通常のバスケの攻撃は、8秒以内にセンターラインを越えて相手の陣地に入る必要がありますが、ミニバスの場合8秒ルールはありません。
フリースローやスリーインのルール
ミニバスでは通常のバスケの3ポイントシュートが採用されていません。フィールドゴールは全て2ポイント制ですが、フリースローは1点となります。通常のバスケと同様に、ラインを踏んだままでフリースローやスローインをすると相手ボールになり、フリースローは5秒以内に行わなければヴァイオレーションとなります。